八幡法人会は、北九州市戸畑区、八幡東区、八幡西区3区の会員企業から構成されています。

会長挨拶


八幡法人会 会長
野村 廣美

皆様こんにちは。会長の野村でございます。
本日は、ご多用の中また、足元の悪い中を井上税務署長様、明石県税事務所長様をはじめ、ご来賓の皆様、そして多くの会員の皆様にご出席を賜り、まことに有難うございます。
また平素は、法人会の活動に対しまして、ひとかたならぬご支援とご協力をいただき、心より御礼を申し上げます。

さて、令和5年度が始まって2か月ほどが経過いたしましたが、ゴールデンウィークを境に、新型コロナウィルスが2類から5類に引き下げられたことによって、マスクの着用をはじめ、社会生活は一気に正常化に向けて動き始めたような気がいたします。
ただ、何もかもがコロナ前と同じ状態に戻るというわけではありません。
身近なところでは、すでに、オンライン化の加速で、デジタル機器に触れる機会が増えて参りました。年配者にとっては、AIの飛躍的な進化に、ついてゆくのが大変な時代になってきていると感じます。国内では、少子化対策やLGBT問題、生産性の向上など、課題が山積している中で、ロシアのウクライナ侵攻は、物価の大幅な上昇をもたらしただけではなく、国の安全保障に対する不安を増幅させることになりました。縁がないと考えていた「侵略」や「戦争」という言葉を意識せざるをえない状況が生まれています。
世の中は、いつも混沌としたものかもしれませんが、このような中で、税に関わる団体といたしましては、日本が平和で、安心して暮らせる国であるために、税金を使ってほしいと願わずにはおれません。

昨年度の法人会を振り返りますと、令和4年度は、3年ぶりに、ほぼ計画通りの活動を実施することができました。加えて青年部会が「全国青年の集い」沖縄大会で、租税教育活動のプレゼンを行い、優秀賞を獲得するという、大きなニュースがありました。
つい先日も、青年部会による沖縄大会の報告会が開催されましたが、関係者や県内の青年部会から多くの方が集まり、盛り上がりました。若い皆さんのエネルギーを心強く感じましたし、八幡法人会の未来は明るいと思った次第です。
今年度につきましては、今後の社会経済の急速な回復が期待される中で、コロナ以前と同様の活動を より多くの参加者とともに実施することを目標にして、事業計画を立てております。
10月からインボイス制度がスタートしますが、今年度も、税務に関する研修や相談会、講演会をはじめ、会員相互の交流を図る「地域と会員の集い」や「支部研修会」などを実施する予定です。また、青年部会による小学生向けの租税教室は希望校が倍増していると聞いておりますし、女性部会によるチャリティーバザーや絵はがきコンクールなども計画されております。
これらの活動について、皆様のご理解をいただき、また参加していただくことによって、税への関心を深め、親睦を通して、人と人とのつながりを作っていただきたいと願っております。

最後になりましたが、今後とも、八幡税務署様を始め関係団体様、そして、会員の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げまして、簡単ですが挨拶といたします。
本日は、よろしくお願いいたします。

(令和5年6月6日総会挨拶)